卑しく姑息な文民の側

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第19140号 國民新聞 平成20年12月25日(木曜日)
卑しく姑息な文民の側
評論家 潮 匡人

「ものを言っただけで大騒ぎになり、職を辞さなければならないような時代はいわば暗黒の時代である。民主主義というのはお互いの考え方を述べて意見を戦わすことが原点である」(『鵬友』平成十六年七月号)。

航空幕僚長の職を解かれ退官した田母神俊雄氏は現役時代、部内誌でこう後輩に説いた。

残念ながら、氏は「暗黒の時代」が到来したことを、身を以って示すこととなった。

今日、田母神氏に理解を示す声は少ない。右の意味での「民主主義」もない。

国会も全会一致で参考人招致を決めた。

首相は解職を決め、官房長官や防衛大臣は退職金の「自主返納」を迫る。

マスコミ世論も冷たく厳しい。

当然の如く、十一月二日付朝日社説は

「空募長更迭−ぞっとする自衛官の暴走」と題して
「こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップにいたとは。
駕き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である」と断罪した。

同日付読売社説も

「空幕長更迭 立場忘れた軽率な論文発表」と題して
「航空自衛隊のトップという立場を忘れた、極めて軽率な行為だ」と非難した。

全国紙では産経新聞だけが同日付社説欄で「空自トップ更迭 歴史観封じてはならない」と題した「主張」を掲げたが、その産経にすら「空幕長論文の正しさ・つたなさ」と題した批判的見解が掲載された(十一月七日付「正論」欄・櫻田淳氏)。

櫻田氏は「『田母神論稿』では、何故、歴史認識の開陳が行われたのであろうか。

こうした歴史認識の開陳は、政治(活動)家や歴史家、あるいは思想家ならば手掛けるかもしれないけれども、航空軍事組織の総帥としての職務とは、全く関係のないものである」と疑問を呈したが、為にする批判であろう。

問題となったのは「『真の近現代史観』懸賞論文」への投稿である。

「真の近現代史観」を論じるのは当然である。

みな、その前提を忘れている。

そもそも、もし入選していなければ、何の騒ぎも起きなかった。

事実、当人が記者会見で「まさか、私が優秀論文に入賞するとは夢にも思っていませんでした」と明かした。田母神氏の行動を「確信犯」と論じる向きが少なくないが、以上の理由からも妥当でない。

だが、謀略説が大好きなマスコミ世論は、そう考えない。

例えば、「南京(虐殺)問題」で「中間派」を名乗る秦郁彦氏(元日本大学教授)は田岡俊次氏(元朝日新聞編集委員)との対談で「出来レース」と揶揄中傷した(「週刊朝日」十一月二十八日号)。だが、それは下司の勘ぐりである。

確証もある。そもそも今回の審査は覆面方式で実施された。

各審査委員には「名前も性別も肩書もなく、ただ論文だけが送られてきた」(渡部昇一「ウィル」後出)。である以上、「出来レース」となる余地はない。

にもかかわらず、「出来レース」云々の、それこそ「謀略史観」が生まれたのは、以下の経緯があるからであろう。

「もう一人の審査委員だった中山泰秀衆院議員(論文募集の開始当時、外務政務官)は秘書を審査会に出席させた。

自身が出席できないのであれば審査委員を辞退すればいいと思っていたのだが、案の定、この秘書は

『自分は田母神論文に零点をつけた』と公言した。

この秘書の真っ赤なウソによって、審査経過に疑問が持たれることになってしまった。

田母神氏の最優秀賞が工作によって仕組まれたものではないか、という見方を広めてしまったのだ」(「花岡信昭メールマガジン」六五一号・十一月十一日付)。

中山代議士も「文民」の一人である。

今回、田母神氏がとった一連の行動と比較すれば、卑しく姑息なのは、むしろ文民の側ではないだろうか。

田母神氏は終始、堂々としている。月刊「ウィル」一月号掲載の「独占手記」に私は讃辞を惜しまない。問題視された投稿論文の末尾を田母神氏はこう締めた。

「私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない。歴史を抹殺された国家は衰退の一途を辿るのみである」。

日本国は今後「衰退の一途を辿る」。

拙著新刊のタイトルを借れば、
『やがて日本は世界で「80番目」の国に堕ちる』
(PHP研究所)。

田母神閣下が「暗黒の時代」の到来を身を以って示したごとく、田母神論文の主張の正しさを、「歴史を抹殺された国家の衰退」を、今後、日本は身を以って示すに違いない。

(元三等空佐)

Takashi
田母神氏のおかげで、コミンテルンを否定する「似非保守」が炙り出されましたね。

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国民が知らない反日の実態 民主党の正体

「チャンネル桜二千人委員会」
紹介記事  2009.01.08
2009.01.08 11:50 edit
田母神氏の「更迭」問題は日本の恥でした。
中国・韓国加えてアメリカも喜んだでしょう「中国」「韓国」はこれで日本は当分「反撃」はない。アメリカは武器の独占販売権は日本が当分大丈夫だ!
朝日新聞は驚いたでしょう。自分が主張してきた事が全部引っくりかえるのですから「本音」で驚いた「振り」をしないと倒産に追い込まれない様な問題と映ったと思いますよ。

それにしても日本に「男」が居なく成りました。子分が「本当の事」を論文で書き誹謗されているのに親分は「自分が可愛い」から「英単語」のシビリアン・コントロールが出来ていない。「シビリアン」の部下の一言で「ユニホーム」武官の部下の首を切り、退職金まで返納させようとする。
この大臣の下では「国家の為」「国民の安全の為」命をくれと言われても、現場では命令者の頭に弾をぶち込みたくなるのが普通の神経と思います。

文民がアホだと「武」は育ちません。前の「防衛大臣」も浅い歴史観を中国で披露して仕舞いました。只の「軍事オタク」が防衛の任について居た。自衛艦が漁船と衝突したら原因も判らない前に「謝罪」に訪問したのも自衛艦長の立場に立たず、漁民に「謝罪」をするのが「防衛大臣」の仕事とばかりにパフォマンスだけは一人前。やり切れませんね〜〜

マスコミもその後は「田母神」氏の名前は一切出さない様に「沈黙」。早く忘れさそうと「論文内容」について反論する訳でもなし、「沈黙」は最大の防御?なりと「田」の文字も出しません。
これを見ていると「大東亜戦争」は朝日新聞・読売新聞が作り出した。戦後はソ連崩壊後の「慰安婦」「南京」「強制連行」「植民地」も全部「朝日新聞」製造のものと考えても間違いない様です。似非「偽賊」「朝日」「読売」「テレビ」の崩壊を早く見たい。
猪 URL
2009.01.08 12:13 edit
普通の日本国民から見れば、
別に、自分の思う事を言ってもいいんじゃありませんか。言論の自由もあることですし。
それよりもっと議論がおきていろんな学者さんの検証を見たいのですが。
なにか、村山談話や河野談話を定着させたい勢力がいるようです。
軍人さんのほうが現実主義で良いような気がします。くだらない政治家や思い込みの激しい学者は日本に入りません。

へへ URL
2009.01.08 21:35 edit
かの騒動後、テレビでは「太平洋戦争史」に基づく「歴史ドラマ」が突然作られ、放送されましたとさ。そして、国民は一部を除き何の疑問も抱かず暮らしたさうな。
7743 URL
2009.01.09 01:47 edit
田母神さん、好きだよ〜!
GoldenEYE64 URL
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