鈴木敏明著 展転社刊
『逆境に生きた日本人』
前々作の『大東亜戦争は、アメリカが悪い』は著者の歴史観を語ったものであったが、
この作品は正に「日本人論」だ。
戦前の愛国心に満ちた日本人が、戦後の自虐史観に陥った
日本人への疑問が本書の出発点だ。
著者は
「戊辰戦争とアメリカ南北戦争」「日系アメリカ人強制収容」
「シベリア捕虜強制労働収容所」「アメリカ軍による日本占領時代」
における日本人の行動を分析することによって、
日本人の資質を結論付けている。
「南北戦争」は、百万人を超える死傷者を出して四年間続いた。
二百六十年続いた徳川幕府が、戊辰戦争では、僅か三万人の死傷者で
一年半で終わったのは何故か。
シベリア抑留を経験された故・名越二荒之助先生から
「日本人程恐ろしい民族はいない」
と伺ったことがあるが、本書によってそのことが裏付けられた。
日本人の持つ一面を鋭くえぐり出している。
日本を愛する著者の警世の書である。
読者も日本人の本質について考えさせられる。
著者は読者からの反論も期待している。
評・川久保勲
●Takashi
チャンネル桜で名越二荒之助先生は「日本の右翼はおとなしい」とも仰っておりました。
日本人はメディアに洗脳されて、何も言わないのが「大人の対応」と思っているのでしょう。
福田政権をみれば分かります。
最近のチベット人の抗議の発端も調べずに「何かおかしい」などと言い、声をあげない人もいる。
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