『親子で学ぶ偉人伝 巻二』

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第19134号 國民新聞 平成20年5月25日(日曜日)

荒川和彦・春代監修 明成社刊


『親子で学ぶ偉人伝 巻二』


前著「巻一」に続く日本人の偉人伝である。

前九年の役では父頼義と共に鬼神の如き活躍をするも、

敵将安倍貞任の和歌を嗜む心に感じる


風雅の武将でもあった源義家。


蒙古撃退に全力を尽くし、


三十四歳で生涯を終えた北条時宗。


後生、勤王の志士の輩出を信じて湊川に散った楠正成。

ポルトガル・スペインによる明の植民地化を防ぎ、


日本を防衛するために


朝鮮出兵をした豊臣秀吉。


「中朝事実」を著し、「日本を世界の中心の王朝」と鋭いた山鹿素行。

伏見稲荷大社の神官の家に生まれ、儒教、仏教全盛の時代、

国学を創始し、将軍吉宗からも信任された荷田春満。

賀茂神社の神官の家に生まれ、両親より「万葉集」を学び、

荷田春満の跡を継いで国学を樹立した賀茂真淵。

伊能忠敬に師事し、ロシアから領土を守るため、

樺太からアムール川まで探索し、


「蝦夷全図」を完成させた間宮林蔵。

日本の偉人が網羅されている、正に親子で読める良書である。

このシリーズは巻四まで続き、昭和天皇で締めくくる。

乞う御期待。

評・川久保勲


Takashi
何れ「偉人」と呼ばれる方が登場し、日本人が目覚めると信じています。

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読書欄  2008.07.14

日本の核論議はこれだ

コメント 3   
第19135号 國民新聞 平成20年6月25日(水曜日)

郷友総合研究所編 展転社刊


『日本の核論議はこれだ』


日本は、世界唯一の核被曝国である。

然るに冷戦期以降、今日まで世界の主要国及び関心ある国が行っている核に対する防護、その基本である

防護マスクも、核シェルターも保持していない。

大東亜戦争敗北後の占領下で、軍事から完全に離隔するよう洗脳された後遺症から脱却できないためである。

冷戦下を通じてソ連・中国の核の脅威下にあり、昨年、北朝鮮が核実験を行い、アジアからの対日核脅威システムが完成したとき、


麻生外相及び中川政調会長が


「核について考える必要がある」


と発言したのを与党の議員までが非難を浴びせたこともあって、

その後、核防護に対す論議は消え去ってしまっている。

この「日本の核論議はこれだ」は、将来日本の崩壊をも招きかねない、軍事音痴状況から脱し、核に対する論議を通じて真に日本の防衛のあり方を考える端緒を提供しようとするものである。

もし、北朝鮮から核攻撃を受ける事態になったら、全く手も足も出ず白旗を揚げざるを得ない今日の状況から如何にして脱出するかのシナリオとして、NATO特にイギリスの核防衛体制を手本とすることを提唱している。


日本の防衛を真剣に考える参考となる好著である。

評・川久保勲

日本の核論議はこれだ―新たな核脅威下における日本の国防政策への提言


Takashi
核兵器についての議論すら許さない現状は異常です。

なぜ国民は左翼に騙されるのか?左翼は本当に核兵器を根絶したいのか?

秦郁彦氏の「歪められる日本現代史」の35Pに、非核論者の大江健三郎の本音が書かれている。


最後に核実験成功のキノコ雲を見守る中国の若い研究者や労働者の喜びの表情が

「いかにも美しく感動的であった」←本のリンク

と、中国にエールを送っている。

彼らは平和を願っているのか? 運動の第一の目標は日本に核を持たせないことでしょう。

なぜ日本が核を持ってはいけないのか? 日本こそ核を持つ権利、資格があるのではないでしょうか。

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読書欄  2008.07.02

逆境に生きた日本人

コメント 3   
第19134号 國民新聞 平成20年5月25日(日曜日)


鈴木敏明著 展転社刊


『逆境に生きた日本人』


前々作の『大東亜戦争は、アメリカが悪い』は著者の歴史観を語ったものであったが、


この作品は正に「日本人論」だ。

戦前の愛国心に満ちた日本人が、戦後の自虐史観に陥った

日本人への疑問が本書の出発点だ。

著者は

「戊辰戦争とアメリカ南北戦争」「日系アメリカ人強制収容」

「シベリア捕虜強制労働収容所」「アメリカ軍による日本占領時代」

における日本人の行動を分析することによって、

日本人の資質を結論付けている。

「南北戦争」は、百万人を超える死傷者を出して四年間続いた。

二百六十年続いた徳川幕府が、戊辰戦争では、僅か三万人の死傷者で

一年半で終わったのは何故か。

シベリア抑留を経験された故・名越二荒之助先生から

「日本人程恐ろしい民族はいない」

と伺ったことがあるが、本書によってそのことが裏付けられた。

日本人の持つ一面を鋭くえぐり出している。

日本を愛する著者の警世の書である。

読者も日本人の本質について考えさせられる。

著者は読者からの反論も期待している。

評・川久保勲


Takashi
チャンネル桜で名越二荒之助先生は「日本の右翼はおとなしい」とも仰っておりました。

日本人はメディアに洗脳されて、何も言わないのが「大人の対応」と思っているのでしょう。

福田政権をみれば分かります。

最近のチベット人の抗議の発端も調べずに「何かおかしい」などと言い、声をあげない人もいる。

国内や海外からの反日行為には声をあげましょう!


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読書欄  2008.07.01

『日本が中国になる日』

コメント 3   
第19134号 國民新聞 平成20年5月25日(日曜日)

DRC中国研究会編 光人社刊


『日本が中国になる日』


昭和四十七年、アジアを訪れていた故・西内雅中央学院大学教授が

偶然入手した資料がある。


それは


「日本解放第二期工作要綱」

と言われるもので、かつて全文が「国民新聞」に掲載された。

内容は中国共産党が革命工作員に指令した基本方針と行動要領である。

いくつかを挙げると、

第一に群衆掌握の心理戦、第二にマスコミ工作、

第三に政党工作、第四に在日華僑工作などがあり、

各工作ごとに具体的に説明されている。

この対日工作が着々と成果を挙げていることは、

現在の日本の政治体制や巨大マスコミなどが

親中派で占められていることを見れば明らかだが、

中国の最終目的は日本を中国の冊封体制下におくだけでなく、

米国を凌駕して世界覇権を掌中に入れることにある。

とりわけ、二〇〇〇年以降、目立つのは


弾道ミサイルと海空軍力である。


つまり、中国が二〇二○年に目指しているのは、


「中華帝国の再興」


である。


共産党が成立してから百周年となるのが二〇二〇年であるが、


中国はこの年までに米国を凌駕して

世界覇権を握る戦略目標を持っている。

本書は、二〇二〇年までに中国が日本を呑み込む危険な工作に対して警鐘を鳴らすとともに、日本が呑み込まれないために採るべき、軍事力や科学技術力そして教育や社会体制などについて詳細に記述している。

評・川久保勲


Takashi
2020年まで中国共産党は持つか?崩壊する可能性は高いと言われています。

崩壊したほうが良いとは思いますが、中共と共に「中華思想」がなくなる訳ではありません。

どのような政府が誕生しようが「中華思想」が無くならない限り、警戒は必要です。

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「日本解放第二期工作要綱」

読書欄  2008.06.30

『戦友 名もなき勇者たち』

コメント 2   
第19135号 國民新聞 平成20年6月25日(水曜日)

高部正樹著 並木書房刊


『戦友 名もなき勇者たち』


映画「ランボー」で、ベトナムの未帰還兵士を奪回に行く

主人公(シルベスター・スタローン)は寡黙で、


米国の大義を信じて戦う。


本書はランボー的人生の日本人版である。

まさに無償の行為のために、カレン族の正義を信じ、

カレンの独立を夢見てビルマ国境で闘い、

そして死んでいった日本の若者がいた。

本書は、その知られざる史実を淡々と書いた記録でもあり、

三人の戦死者へのレクイエムである。

しかし、なぜカレン独立と彼ら日本人の人生とはいかなる相関関係にあるのか。

小生はこの本が少数ではあれ、いまの日本のように全てが停滞し、大和精神を失った日本人に読まれることを不思議な感動をもって見ている。

泰平のぬるま湯に浸かりきり、いや沈みかけ、

自衛隊が戦争を知らず、いや、

軍人の名誉がなくなってしまったこの国で、

国家を守るという国防議論さえが壮大な無駄となりつつある。

そうした環境に生まれて育った若者が、何の衝動を駆られ、いったい何を求めて著者はビルマやアフガニスタンへ行って戦うのか。

果てはバルカン半島のボスニア・ヘルツェゴビナまで出かけて

クロアチア義勇軍に入り、戦った。


何のために。


これは文学の重要なテーマでもある。

ヘミングウェイ「キリマンジャロの雪」の冒頭場面を思い出す。

キリマンジャロの突兀(とっこつ)たる頂上付近に


一匹の豹の死骸がある。


「いったいなんのために何を求めて豹が

その高みにまでやってきたのか誰も知らない」。

評・宮崎正弘(評論家)



Takashi
カレン族の現状を見て、親心のようなものが出たのでしょうか?

「戦友」の絆は凄いでしょうね。(中帰連は例外です)

日本兵と日本兵を批判する人と、どちらが立派だと思いますか?

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戦友 [名もなき勇者たち]戦友 [名もなき勇者たち]
(2008/05/09)
高部 正樹

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読書欄  2008.06.27

日本陸軍から学ぶこと

コメント 3   
第19135号 國民新聞 平成20年6月25日(水曜日)

拳骨拓史著 扶桑社新書

『成果主義では人は動かない!!』


今の日本経済は未曾有の不況である。

しかしながら、有効な解決策を見出せていない。

日本企業はバブル経済の崩壊により、日本式経営を捨て欧米式経営を模範としてきた。

その結果、日本的経営は「時代遅れ」とされ、必然的に「成果主義」がもてはやされるようにまでなったが、そのやり方がすでに破綻しているのは誰の目にも明らかである。

本書はその解決に、

日本陸軍から学ぶことを提案している。


どのような困難にも耐え、


世界最強と謳われた日本陸軍、


その強さの秘訣にこそ学ぶべき日本式経営があるという。

では何故、日本陸軍から学ぶ必要があるのか、日本式経営と関係があるのだろうか。

その答えは明確だ。

著者は言う、江戸時代より

日本式経営とはすなわち兵法経営」

のことだと。

本書は兵法の歴史を辿りながら、

日本の発展の影に日本陸軍の出身者が多いこと、

「ビジョナリー・カンパニー」の目指すリーダー像はすでに

陸軍は持っていたなど、その先見性を評価している。

具体的な事例を挙げながら、戦略、陸軍の心理学、マネジメント方法、情報を作戦に活かす方法、撤退の方法などを詳細に検討、ビジネスでの活用を提案している。


勝つことが重要である軍隊の知識に学ぶ、


その論述には説得力がある。


本書は全く新しい視点から日本陸軍と日本式経営に光を当てている。

先の見えない日本企業に、金鵄のごとく行き先を照らす書物といえよう。

評・宮田裕隆

扶桑社新書 日本陸軍に学ぶ「部下を本気にさせる」マネジメント (扶桑社新書 28)

Takashi
商売上手な方は無意識に兵法経営をやっているかもしれませんね。

私の仕事はかけひきをする必要は余りないのですが、一応勉強しています。

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【明日・六本木】東トルキスタン世界同日開催デモ

奮って参加を!

世界ウイグル会議主催

東トルキスタン世界同日開催デモ

日本では初めてとなる、東トルキスタン関係者主催のデモになります。

平日なので難しいかと思われますが、みなさまのご協力とご参加をお願い致します。

世界ウイグル会議のHP http://www.uyghurcongress.org/

【日時】
平成20 年6 月25 日(水) 雨天決行
13:00〜13:30 集会 (三河台公園)
13:30〜14:30 デモ
14:30 笄公園到着

【場所】
三河台公園〜笄(こうがい)公園
※三河台公園(東京都港区六本木4丁目2番27号)
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」より徒歩3分


読書欄  2008.06.25

蒋介石神話の嘘

コメント 1   
第19134号 國民新聞 平成20年5月25日(日曜日)


黄文雄著 明成社



『蒋介石神話の嘘


中国と台湾を支配した独裁者の虚像と実像』

中華民国の元首であった蒋介石については、今日まで様々な評伝が著されているが、

本書は正にその決定版ともいうべき一冊である。

かつて、激しく日本と戦った蒋介石は、日本の敗戦後は「以徳報怨」(徳を以って怨みに報いる)を唱え、大陸にあった幾百万の日本軍と在留邦人の早期帰還のために

便宜をはかってくれたとされている。

蒋介石は戦後の日本人からは最も人気のある外国元首であった。

しかし、今日流布されている彼の伝記、評伝の類は、

実はその多くが捏造されたものであるという。

著者は、蒋介石の実像を最新の史料を駆使しておもしろおかしく解き明かす中から、陰謀と暗殺に彩られた中国近代史の姿を次第に浮き彫りにしてゆく。

中国人は一体いかなる方法を用いて権力の座に上りつめるのか、


そしてその座を守り抜くのか。


毛沢東や孫文、また日本を巻き込んでの壮絶無比な

中国近代の権力闘争史を描く渾身の力作。

是非ご一読を。

評・日本李登輝友の会会員 石井信博


Takashi
数年前に拾った良い写真です。
蒋介石に贈る

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蒋介石神話の嘘―中国と台湾を支配した独裁者の虚像と実像

読書欄  2008.06.04

福沢諭吉の日本皇室論

コメント 9   
第19133号 國民新聞 平成20年4月25日(金曜日)

池田一貴著 島津書房


『福沢諭吉の日本皇室論』


原本は、福沢諭吉が明治十五年に著した『帝室論』と、同二十一年の『尊王論』。

いずれも近代天皇論の古典とも言うべき名著である。

かつてはよく読まれた有名な論考なのだが、残念なことに、戦後はほとんど顧みられなくなった。



こうして「尊皇」「愛国」



といった諭吉像が薄れてゆく。


それどころか、丸山真男をはじめとする偏向学者たちによって、


天皇や国体とは無縁の


「市民的自由主義者」


という諭吉像がつくられてしまう。


福沢諭吉という日本近代化を主導した偉人が、


かくも矮小化されていいものか。


皇室の近代化は、本書に見る諭吉の提言に沿って進められてきた、

といっても過言ではない。


「帝室は政治社外のものなり」




という有名な主張のほか、


「帝室は栄誉の源泉たるべし、


汚辱の源泉たるべからず」


(国民に栄誉の褒章を与えるのは皇室、


汚辱たる懲罰を与えるのは政府(司法)であるべき)


という提言などは、


諭吉の篤い尊皇心をよく示している。


英国の碩学アラン・マクファーレンは、福沢諭吉がアダム・スミスやモンテスキュー以上の社会思想家と高く評価したのだが、


左傾化した日本の学者には、


よく理解できなかったようである。


いずれにしても、本書を一読すると、誤った諭吉像が


木っ端みじんに崩れることだろう。


まさに日本人必読の書と言える。

畏友である池田一貴氏の現代語訳は、見事としか言いようがない。

ぜひ若い人たちにお勧めしたい。

評・山本徳造


Takashi
現代に福沢諭吉がよみがえったとしたら、日本の現状を見てどう思うでしょうか。

とくに政府の弱腰外交や国民を見て、お怒りになるでしょうね。

マスゴミには「右翼」扱いされ、テレビには出演できないかもしれませんね。

現在の情報戦争に我々が敗れると、数百年後の最高額紙幣は「大江健三郎」かもしれません。

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福沢諭吉の日本皇室論―現代語訳 原文付き福沢諭吉の日本皇室論―現代語訳 原文付き
(2008/04)
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読書欄  2008.05.17

『親子で学ぶ偉人伝』

コメント 4   
第19132号 國民新聞 平成20年3月25日(火曜日)

荒川和彦・春代監修 明成社刊


『親子で学ぶ偉人伝』


著者ご夫妻は洋服を製作、販売する会社を経営している傍ら、

事務所を提供し無料で、就学前の子供達から中高生まで、

偉人伝の暗唱から和歌など

所謂江戸時代の寺子屋風の教育を行っている。

また母親にまで実践的な世直し活動を通して、正しい生き方を身につけるよう指導している。

奥様の春代氏は、CSテレビのチャネル桜の「子供寺子屋桜」という番組で普段の授業風景そのままを放映してきた。

授業では幼い子供達も一時間以上、板の間できちんと正座し、特に背筋を伸ばすよう厳しく指導している。


本書はテレビの授業を元に制作されたもので、「親子で読める偉人伝」として、

天岩屋戸、天孫降臨、神武天皇、崇神天皇、

垂仁天皇、聖徳太子、藤原鎌足、和気清麻呂

が取り上げられている。


天岩屋戸と天孫降臨は伊邪那岐命、天照大神、須佐之男命から邇邇藝命の天孫降臨までの日本神話を、大きな字に全てふりがなを付け、美しい挿し絵もふんだんに使って、楽しく読める。

神武天皇から和気清麻呂までで巻一は終わっている。


親子で読むには最適の道徳書であり、

一家に一冊揃えて欲しい書物である。

欲を言えばきりがないが、神功皇后、仁徳天皇も取り上げれば良かったと思う。

巻二以降も楽しみにしたい。

評・川久保 勲


Takashi
修身「時のきねん日」の暗誦部分をアップしました。3分45秒の動画です。

修身・時のきねん日


Takashi
この子供たちが羨ましい。

猪さん懐かしいですか〜。

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子供寺子屋親子で学ぶ偉人伝 巻1 (1)子供寺子屋親子で学ぶ偉人伝 巻1 (1)
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読書欄  2008.04.04

伏してぞ止まん ぼく、宮本警部です

コメント 6   
第19132号 國民新聞 平成20年3月25日(火曜日)

文・山口秀範  絵・竹中俊裕  寺小屋モデル刊  高木書房発売

『伏してぞ止まん ぼく、宮本警部です』

絵本ということで子供向けと思って読んでみた。とんでもない。

大人が読んで十分に手応えがあった。というより、大人こそ読むべき本であると思った。

よくぞ短い文章の中に、ここまで内容濃くまとめてあるものだと感心する。


他人の命を救いながら、自らの命を絶った宮本警部。

なぜそのような行動に出ることができたのか。

多くの人が、その勇気ある行動に心打たれ、


懸命に回復を祈った。


運動が苦手だった宮本さんは、警察学校に入った時には自転車も満足に乗れなかった。

剣道では卒業するまで初段を取らなければならないが、誰からもそれは無理だと思われていた。


その分、宮本さんは努力し、無事に卒業できた。

卒業アルバムには「誠実・誠心誠意」と書いた。

剣道はその後、三段まで取得している。その努力する力はどこからきたのだろうか。

少年時代、宮本さんは新聞配達をしている。


その時お父さんが口癖のように言っていた言葉が


「伏してぞ止まん」である。

辛い時、すぐに諦めるのではなく、もう一歩前に出て努力せよという教えである。

それが宮本さんの生きる基盤となり、さらに息子さんにもしっかりと受け継がれている。

警察官になった宮本さんは、住民の人達が安心して暮らせるようにと日々、職務に精一杯励んでいた。


事故後、子供たちからは励ましの手紙や折り鶴が届けられ、

住民の手で「誠の碑」が建てられた。

地域の人達からいかに慕われていたのかがよく分かる。

ドラマ化されたテレビの中で息子さんが

「英雄のように言われるけど、

父は普通のことをしただけなのにと言うと思います」

と言っていた。

私達日本人に誠意をもって行動する大切さを、身をもって宮本警部は示してくれたように思えてならない。


評・川久保 勲


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伏してぞ止まんぼく、宮本警部です―現代の偉人伝・誠と勇気伏してぞ止まんぼく、宮本警部です―現代の偉人伝・誠と勇気
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読書欄  2008.03.15

『「特攻」と遺族の戦後』

コメント 6   
第19103号 國民新聞 平成17年4月25日(月曜日)

宮本雅史著 角川書店刊


『「特攻」と遺族の戦後』

戦後六十年、日本は屈指の経済大国に成長した。

ところが、実生活に目を向けると、連日のように起きる悲惨な事件に慣れてしまい、不感症にすらなってしまっている自分に気づく。


加えて、拝金主義が横行する無秩序な社会環境。

著者は問う、

「今の日本は大丈夫ですか」と。

本書は大東亜戦争末期、連日のように出撃して征った特攻隊とその遺族が主役だ。

本当の恋を知ることなく飛び立った十代の少年がいた。

新聞で初めて息子の特攻死を知った父親がいた。

父親は息子の死が信じられず、最後の日々を見送った

女子学生との文通を通して息子の姿を追った。

妻子を残して征った青年もいた。

夫に続いて乳飲み子も亡くした妻は戦後、

夫が特攻隊員だったことを封印して


我武者羅に働いた。


散華した婚約者を思い続けることで

戦後六十年を生き抜いた女性もいる。

全篇を通じて特攻隊員と遺族の壮絶な心のやり取りと、戦後を生き抜いた遺族の姿が衝撃的だ。

涙を禁じえないが、著者が

「日本人であることを忘れないために」


「戦後生まれの使命」


という思いを込めた渾身の一冊だ。

評・西村修平


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「特攻」と遺族の戦後「特攻」と遺族の戦後
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読書欄  2008.03.12

現代軍事用語

コメント 9   
第19118号 國民新聞 平成18年10月25日(水曜日)

高井三郎著 三修社刊

『現代軍事用語−解説と使い方』

もし、わが国が真摯に平和を願うのであれば、平和は軍事力から発する抑止力によって守られるから、為政者と国民が軍事問題について関心をもたなければならない。

わが国のテレビを観ていると、ごく初歩的な軍事知識が欠けていることに、寒心に耐えない。

自衛隊員が不祥事を起こすと、

薬物が「寮」で発見されたとか、

アメリカでイラク反戦運動として、

戦死者と同数の「軍用ブーツ」が並べられたとか、


あまりにも誤りが多い。

警察なら寮であるが、軍隊は隊舎である。

コンバット・ブーツは軍靴、あるいは戦闘長靴だ。


このような例は、いくらでもある。

最近、雑誌「SAPIO」に全自衛隊員を「兵士」と呼んだ「兵士に告ぐ」という連載があったが、兵士は将校下士官を除く、その下の最下級の軍人を指し、

昔の中国では「軽蔑」の意味をこめていた。

正しくは、兵士を「将兵」または

「軍人」と呼ぶべきである。

要するに国民が軍事を疎かにしているのは、平和をおざなりにしていることになる。

陸上自衛隊OBの至宝として知られる高井三郎氏が、『現代軍事用語−解説と使い方』 (アリアドネ企画刊)を上梓した。

辞典的に読み易く編纂されており、250ページあまりのこの本を一読するだけで、軍事知識の正しい基本を身につけることができる。

国会議員をはじめとして国民各層に広く読まれることを、大いに期待したい。


評・加瀬英明(外交評論家)


Takashi
イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故は残念ですね。
行方不明のお二人には是非生還していただきたい。

皆さんも「福島みずほのどきどき日記」を読んだと思いますが、イージス艦について

「日本が、そもそも持つ必要があるのだろうか。」「漁船がゆきかう海に、イージス艦は似合わない。」

・・・。

突っ込みどうぞ。

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知っておきたい現代軍事用語―解説と使い方知っておきたい現代軍事用語―解説と使い方
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読書欄  2008.02.22

ジョークでわかる中国の笑えない現実

コメント 3   
第19131号 國民新聞 平成20年1月25日(金曜日)<新春1、2月合併号>

黄文雄著 徳間書店刊

『ジョークでわかる中国の笑えない現実』

超人的な筆力で次々と新刊を上梓してゆく黄文雄氏の新著が大晦日に刊行された。

中国民衆の間に伝わるジョークを通して、民衆の不満が爆発寸前、断末魔の際にある共産中国の姿が見えてくる、ちょっと変わった体裁である。


たとえば、

「動物を食べたら激素(ホルモン)が恐い、

植物を食べたら毒素が恐い、

飲み物を飲んだら色素が恐い、

何を食べたらいいか分からない」

といったジョークは、大量に中国食品が輸入されている日本の私達にとっても笑えない話だ。

また、河に落ちた青年が助けを呼んでも誰も見向きもしてくれないので、
大声で

「江沢民のバカヤロー」

と叫ぶとすぐ公安が駆けつけて助けあげて連れて行った、

という独裁恐怖政治を揶揄するもの。

「十の墓を増やしても、一人っ子以上は増やせない」

はジョークではなく、一人っ子政策のスローガンだというから恐ろしい。


中国では一人っ子政策の下、

男児を産むために女児が堕胎されているのだ。

他にも官民挙げての拝金主義を揶揄するものなど、笑えるジョーク、笑えないジョークが満載で、黄文雄氏の明快な解説と共に中国の今の世相を理解するのに格好の一書である。

評・山田智美(フリー・ランサー)

Takashi
チャンネル桜で平成19年8月21日放送、爆弾! #13 【218kg爆弾!】から一部分を紹介します。

元・中国人が語る!中国の実態


鳴霞さん最高ですね。
本当に詐欺師だけは本物と言えます。

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ジョークでわかる中国の笑えない現実ジョークでわかる中国の笑えない現実
(2007/12)
黄 文雄

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読書欄  2008.02.04

『日中戦争知られざる真実』

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國民新聞 平成14年3月25日

『日中戦争知られざる真実』



黄 文雄著 光文社刊

支那事変が大東亜戦争と同様、我が国のアジア解放の戦ひだつたことが、国民の間で必ずしも明らかにされてゐないのはなぜか。


その理由として挙げられるのは、戦つた相手が同じ東洋の

弱小民族だつたことだらう。


つまり支那への同情心からくる一種の後ろめたさが、歴史を見る目を曇らせてゐるのだ。しかもこの同情心は支那が阿片戦争で敗北し、列強の侵略の餌食になつて以来のものだから、

極めて根強い心理であり情緒である。

さてこの近代支那の亡国の惨状についてだが、そのやうな危機は既に阿片戦争以前の18世紀末に到来してゐたと言ふのが本書の強調するところだ。つまり乾隆帝末期以降、この国では内戦が絶え間なく発生し、最早収拾不能の状態になつてゐたのである。

マルクスが

「中国の内戦は列強の侵略によつて齎された」

と言つたのは単なる彼の勘違ひであり、亡国の責めを負ふべきは列強と言ふより、殺戮と略奪を好む支那の民族性であり文明だつたと言ふ訳だ。

さうした事実を明らかにした上で、本書は次のやうに「日中戦争」を巨視的に捉える。

19世紀、「強者(つはもの)志向」の時代精神に基づき、列強の対支進出が本格化した。その間支那では、依然として太平天国の乱、辛亥革命などが続き、つひに中華民国と言ふ多政府内戦時代に突入して、混乱の極致に達した。

そこに進出したのが我が国だつた。

我が国はかの「時代精神」に従ひつつも、あくまで東亜の平和秩序の構築を希求した。

しかしその優しい民族性が仇となり、かへつて支那の侮りを受け、瞬く間に排外運動(支那人が全国の統一に向けて用ひる常套手段)の標的とされた。


このやうな諸勢力の挑発に乗せられ、我が国はおどろおどろしい内戦の渦へと引きずり込まれて行つた。

かうした形で開始されたのが支那事変だつた。連戦連勝の我が軍は1年半ほどで主要地域を平定し、苦心惨憺して国家再建を指導して

人々に平和の価値を知らしめた。


かくて150年に及んだ内戦を見事終結させたかに見えたものの、又しても待ち受けてゐたのが

汪兆銘=日本、蒋介石=英米、毛沢東=ソ連による

三つ巴の内戦だつた・・・。



各国が支那の「ブラックホール」に呑み込まれたのである。

あの戦争が「泥沼」と言はれた所以だらう。


本書は言ふ、

「日本は加害者ではなく被害者だ」



「中国人を殺したのは中国人自身。



それを停止させた日本に



中国は感謝せよ」と。



日本国民の支那に対する伝統的な認識や潜在的な情緒を抜本的に改めさせ、従来見えにくかつた日本近代史の基本的側面を的確に浮かび上がらせる、稀有の歴史文明論である。

評・永山英樹 台湾研究フォーラム事務局長。


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読書欄  2007.11.19

大国・中国という「悪夢」

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第19128号 國民新聞 平成19年10月25日(木曜日)

こんな国がオリンピック開催の資格があるか?

大国・中国という「悪夢」

黄文雄、夏一凡、魏京生、石平ほか 『明日への選択』編集部[編]

危険な食品や偽物を世界にまき散らす中国は、同時に環境汚染大国であり、宗教弾圧など人権無視の大国でもある。

日本人はこんな国がオリンピックを開くことを黙っていてよいのだろうか。


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読書欄  2007.11.07

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